税理士は相続税・贈与税の計算のため、土地評価を行う機会があります。
土地評価のため、図面を書く方法としては以下が考えられます。
- 手書きで図面で書く
- 税務ソフト会社が作成している土地評価ソフトを使う
- 設計士等が使っているプロ向けのCADソフトを使う
このうち、3の方法として、フリーのCADソフト「Jw_cad」を使った土地評価について、解説動画を何本か作成してみました。
※不定期で追加(更新)予定です。
なぜJw_cadを使うことになったのか?
私は以前から、「TurboCAD(ターボキャド)」というソフトを使っていました。
※本記事は2018年に掲載しましたが、色々考えた末、現在は「Jw_cad」を利用しています。その経緯については、以下のYouTubeで説明していますので、よろしければご覧ください。https://youtu.be/Ezyx9zWmRz0 ※以下の記事は2018年当時の見解・意見になります。税理士が相続税を計算する際に「土地評価ソフト」を使うことがあります。土地は、不整形地や近似整形地を上手く考えると、評価額が安くなり、ひいては相続税の節税につながります、以前は、手書きで土地図面を書く税理士先生も多かったと思いますが、最近は各ベンダーから「... 相続税の土地評価ソフトは、どれを選ぶべきか? - 東京都中央区日本橋の税理士×ピアノ弾き語り |
しかしながら、利用ユーザー数が(海外製のため)極端に少なく、マニュアルを見ても、ネットで検索しても、分からない事が多々あるため、数年前よりフリーのCADソフト「Jw_cad」に乗り換えました。
動画を見て頂ければ分かるのですが、Jw_cadは日本人の有志の方々が作ったフリーのCADソフトのため、無料で使うことができますが、以下のような特徴があります。
- メニューボタンがイラストではなく漢字のため、直感的に使いづらい
- 操作方法が独特(マウスの右クリック・左クリックの使い分け、クロックメニューなど)
ただし、それらのデメリットがあっても、税務ソフト会社が作ったものより、自由で、かつ、精度の高い図面を書けるのも事実です。
私のように、もともとCADソフトを使っていた人間であれば、とっつきやすいのでしょうが、「初めて使う方+PCに詳しくない方」は、大変だと思いますので、練習が必要でしょう。
※私も、慣れるのに1週間くらいかかりました・・・。
ただ、使いこなせば、土地評価の幅が広がります。
若い税理士先生は、ぜひトライしてみて頂ければと思います。