弾き語りの楽譜はどこで買う?どう加工する?

Pocket

弾き語りの楽譜は、どこで買うのが良いのか?
そして、どうやって加工するのが良いのか?
考えてみました。

※練習中の某曲の楽譜。著作権の関係で一部モザイクを掛けています。

弾き語りの曲を決めたら楽譜探しをしましょう!

弾き語りの曲目を決めたら、「楽譜を購入する」「楽譜を貼り合わせる」といった作業が必要になります。

楽譜を購入するには?

ピアノ弾き語り、ギター弾き語り、どんな弾き語りでも楽譜は必要です。
曲を決めたら、楽譜を探す必要があります。
私は、次の2つのサイトで楽譜を買っています。

「ヤマハぷりんと楽譜」

ヤマハのサイトは、大手だけあって、曲数が多く掲載されています。
ほとんどの曲は、こちらで手に入るのではないでしょうか。

また、こちらのサイトも、多くの曲を扱っています。

「エリーゼ」

ヤマハさんのサイトが、一番曲数が多いと思いますが、弾き語りの楽譜がない場合があります。
弾き語りの楽譜とは、曲の楽譜だけでなく、歌の楽譜が掲載されていることが特徴です。
※著作権保護のため、モザイクをかけています。

普通、ピアノの楽譜は、2段のみ掲載されています。
(上が右手、下が左手です)

ですが、弾き語りの楽譜は、上記のように、一番上にもう一段(つまり三段)掲載されていることが特徴です。
(一番上が、歌の楽譜です)

このように、弾き語りを始める場合は、弾き語り用の楽譜(三段の楽譜)を購入する方が良いでしょう。
※正確に言うと、歌の楽譜がないもの(つまり二段のもの)でも演奏できるのですが、初心者は難しいので、弾き語り用の楽譜が販売されているのであれば、そちらを購入してみてください。

私は、目的の曲があったら、ヤマハさんのサイト、エリーゼさんのサイトの両方を探して購入しています。

ここからが本題ですが、弾き語りの楽譜を購入するには、

  • 書籍の形式で購入する
  • ネットでダウンロード購入する

の2つの方法があります。

私はネットでの楽譜購入をおすすめしています。
次のメリットがあるからです。

  • キレイに印刷できる
  • 拡大印刷、縮小印刷ができる
  • 保存が簡単

ただし、注意が必要なのが著作権です。
楽譜はPDFデータで購入するのですが、他人に渡したりしますと、著作権に触れる可能性がありますので、あくまで個人使用でお願いします。

また、ネットでの楽譜販売サイトは、いくつかありますが、大手でないと、自分が探し求めている曲を販売していないことがあります。
その意味からも、大手(ヤマハさん、エリーゼさん等)が運営しているサイトであれば安心です。
※福山雅治さんの「家族になろうよ」、さだまさしさんの「案山子(かかし)」も、これらのサイトで購入しました。

また、注意すべきなのは、同じ曲なのに2種類以上、販売していることがあります。
※難しいバージョン、簡単なバージョンといった具合にです。
難しい方が、当然、重厚感あるメロディーで聴衆もうっとり・・・ということになると思いますが、マスターするのも難しいです。
このあたりは、弾き語りの先生と相談のうえ、お決めになることをお進めします。

楽譜を貼り合わせる(加工する)には?

上記のサイトで楽譜を購入し、PDFで印刷しますと、A4形式で4枚~6枚になります。
※福山雅治さんの「家族になろうよ」でA4形式×6枚、さだまさしさんの「案山子(かかし)」でA4×4枚になります。

ピアノの譜面台は、タテのA4×3枚程度が、置ける限界ですので、自分で切り貼りして貼り付ける必要があります。

そのためには、次のような加工が必要になります。

  • 縮小コピーする
  • 楽譜の裏を、厚紙を使って貼り合わせる

楽譜を裏から見ると、こんな感じになります。

厚紙を楽譜の裏に貼り、セロハンテープでつなぎ合わせる訳です。
こうして、何とかピアノの譜面台に置けるようにして、練習するわけです。

本番では譜面は見ない

今まで色々と書いてきましたが、結論から言うと、
「本番では譜面は見ない」
ということになります。

というのも、見ていたら失敗するからなんです。
本番は極度の緊張状態になります。
譜面は、あくまで「お守り」という位置づけになります。
※事実、私も、自身の結婚式での弾き語りは、ほぼ目をつぶって演奏しました。

そのため、日々の練習のために、楽譜を加工し、それを本番のお守りとして会場に持って行く、ということになります。

楽譜を見ないくらい暗譜(あんぷ=暗記のことです)すれば、こんなことも可能です。

  • お知り合いのご自宅で即興で弾いてみる
  • たまたま訪れた老人ホームで入居者の方にお聴かせできる

ぜひ、皆さんもピアノ弾き語りに挑戦してみませんか?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする