努力を続けるためには「誰かのために」という気持ちが大切です。
その気持ちこそが、努力を継続するためのモチベーションになります。
※自分の結婚式で弾き語りをするために、ピアノスタジオで特訓中の画像
継続することが一番難しい
仕事、生活、色々な場面で努力が必要です。
意識している努力もあれば、意識しないで出来ている努力もあるでしょう。
※ここでの「努力」とは「自分で意識して続けていること」定義します。
私が税理士として開業したのは平成23年5月です。
それから、次のような努力をしてきました。
「仕事面」
- 大型の地主様の問題解決のため、多数のセミナーに通い、実務の知識(相続税・不動産関係)を向上させた
- お客様へ、より良いご対応をするため、また、セミナー講師を勤めるため、話し方教室に通った
※話し方教室については、こちらの記事「話し方教室」に通うと、どうなるか?をご覧ください。 - 仕事で悩むことが多く、問題解決のため同業者(税理士仲間)と相談するネットワークを作った
「生活面」
- 実家の資産構成について組み替えを検討した
- 自分が結婚するために色々な(^^)努力をした
※努力内容は秘密です(-_-) - 自分の結婚式で、突然、彼女のためにピアノ弾き語りをしようと思い、5ヶ月間、必死に練習した
※詳細はピアノの弾き語り、始めました。をご覧ください。
自分なりに、意識して、その場その場で努力をしてきたつもりです。
その結果、普通の街の税理士と比較して、私には次の特徴があると思っています。
- 相続税が少し詳しい(と、自分では思っています)
中級程度までなら大丈夫と思っています。ただ、上には上がいますし、組織再編を伴う大規模案件はできませんから、やはり大手税理士法人には敵いません。 - 「起承転結」があるスピーチができる
これ、結構難しいです。中国の故事とか、ことわざをさりげなく入れるのに、トレーニングが必要です。 - ピアノ弾き語りができる
まだ曲目は少ないのですが、福山雅治さんの「家族になろうよ」は、結構、完成度が高いと思います。
身につけたスキルを維持するためには?
努力をして、色々なスキルを身につけてきました。
問題は、これらのスキルを、いかに維持するかということです。
仕事に直結するスキル(私であれば相続税等の税務知識)は、問題ないでしょう。
普段、使っているんですから、スキルは下がりません。
問題は「仕事にたまに使う」や「仕事に直接関係ない」スキルを、いかに維持するかです。
私であれば、話し方教室で身につけた、話し方のスキルということでしょうか。
この新聞切り抜きのコピーは、2年ほど前の話し方教室で、講師の先生からいただいたものです。
この切り抜きは、
「スチュワーデスさんも、日頃から笑顔の訓練をしています。人間、第一印象が肝心です。また、人前で腕組み、足組すると、感じが悪いからやめましょう」
という趣旨のものです。
これを、自分のデスク前にマグネットで貼り付けて、教わったことを忘れないよう、日々、笑顔のトレーニングをしているという訳です。
※最近は、あんまりできていませんが(‘-‘*)
また、話し方教室で教わったスピーチ作成スキルも維持するために、たまに、ことわざ本を読み返したりもしています。
スピーチに、偉人の故事や、格言を入れると、ぐっと引き締まりますし、何か、ちょっと高尚な感じになります。
そのためには、ことわざを選ぶ必要があります。
最近は、ネットでことわざを調べられますが、いい加減な情報も多く、また、本当に難しいことわざは載っていません。
※中国の故事「歳月は人を待たず」で一本、スピーチを作ったことがあります。この故事の本当の意味を知ると、ちょっと感動です。
血肉の通ったスピーチにするためには、自分でことわざ本を買って、自分のスピーチに一番ふさわしいことわざ、格言を選ぶべきです。
また、ピアノ弾き語りも、練習しませんと、すぐに技量が落ちてしまいます。
ですので、毎日は無理ですが、定期的に練習して、新曲にも挑戦し続けています。
ピアノ弾き語りは、もともとは「結婚式で彼女に喜んでもらいたい」と思い始めたのものですが、今では、「お客様に喜んでもらいたい」という気持ちもあり、継続しています。
というのも、お客様(特に、女性のお客様)に、お聞かせすると、お喜び頂けるからなんですね。
税金のスキルだけを見たら、上には上がいます。
ですので、我々個人の税理士は、お客様に信頼を頂く、お客様に喜んで頂く、といったことが大切になります。
悩んでいるお客様に、一瞬でも悩みを忘れて頂ける時間。
それを、ピアノ弾き語りには出来る。
そのために、続けています。
努力を続けるためには「誰かのために」を意識する
「***をしよう」と思い立ったが吉日。
鉄は熱いうちに打て、とも言います。
熱いうちには、ガンガン打ち続けるでしょう。
ですが、問題は「鉄は冷める」ということです。
※「三日坊主」ということわざもあります。
みなさんも経験があるのではないでしょうか?
※皆さん自身にはなくても、そのご兄姉にはいらっしゃるんではないですか?
突然、
「私、英会話教室に通いたいの!お金、出してよ~。」
と、親にねだったことが。
これ、続けば大したものです。
英会話をマスターすれば、受験にも役立ちますし、英検をとれば就職にも有利ですから。
ですが、大体、続かないんですよね。
なんででしょうか?
それは「誰かのために」ではないからだと思います。
私の仕事のスキルは、お客様のため。
話し方教室のスキルは、お客様のお悩みを聞くため。自身の将来のため。
ピアノ弾き語りは、最初は奥さんのため。今はお客様のため。
そうやって「誰かのために」を意識すれば、自然と、続けられるのではないかと思います。
皆さんも、何かを始める場合、まず、「誰のためにするの?」を意識するといいのかもしれません。
それが「自分自身のため」であれば、かなりの意思が必要となるでしょう。
※例えば、難しい資格を取る、といったことになるでしょうか。
ですが「家族のため」であれば、意外と頑張れるかもしれません。
日々、努力を続け、頑張って行きましょう!