ピアノ弾き語りの発表会に行くと、どうなるか?

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通っている音楽教室(ピアノ弾き語り)の「発表会」に行ってきました。

弾き語りの発表曲は、槇原敬之さんの「僕が一番欲しかったもの」です。

人前で何かをするときは、入念な「事前準備」と、「やり切る」ことが大切です。

※必死に?ピアノ弾き語りをする筆者。

音楽教室の発表会とは、どのようなところか?

音楽教室には、色々なコースがあります。

  • ピアノ
  • ギター
  • ドラム
  • バイオリン
  • 弾き語り(ピアノ、ギター等)
  • ヴォーカル

私が通っている教室では、講師の先生ごとに「教室発表会」が年に1回あるそうです。

私がご指導頂いている先生は「ピアノ弾き語り+ヴォーカル」の先生ですので、今回の発表会は、その生徒さん達が発表することになります。

会場は、普段通っている教室のホールです。

※個人情報保護のため、ぼかしを入れています。

こんな感じで、50人~80人くらい入る会場で発表することになります。

ピアノ以外にもドラムやギターが並んでいます。

「ピアノ弾き語りの生徒と、ヴォーカルの生徒だけなのに、なんでギターとドラムがあるんだろう?」

会場に入ったときにそう思いましたが、今回から初の試みで、希望者には、バックでバンド演奏をしてもらうことができるそうです。

バックでギター、ベース、ドラムを弾くのは、教室のプロの先生方です。
こりゃ、豪華ですね~(*^_^*)

私は初参加なので、とりあえず、ピアノ単体で弾き語りをすることになりました。

何事も「入念な」準備が必要

ところで、何か人前で発表するには、事前の準備が必要です。
それも「入念な」準備が必要になります。

この発表会のことを先生に教えて頂いたのが、発表会の半年前くらいです。
1曲完成させるのは、(私のピアノ弾き語りのスキルですと)だいたい3ヵ月~5ヵ月くらいかかりますから、そこから逆算して準備することになります。

発表会で、他の方の演奏を見ているときに感じたのは、

「口とマイク位置とが、ズレる方が多いな」

ということです。

上記の記事にも書いてありますが、これは結構難しいので、事前にスタジオで練習しておく必要があります。

私は「入念」に準備しておいたので、マイク位置がずれずにすみました。

会場に着いたら・・・

発表会直前のレッスンでは、先生から、

「石橋さん。発表会終わったら、打ち上げ(飲み会)行くでしょ?だったら、発表会最後までいるでしょうから、発表の順番を最後の方にしておくわね」

と、おっしゃって頂きました。

当日、会場につくと、皆さんの発表曲一覧表が配られていました。

そこで、まず、自分の名前を探しました。すると・・・

なんと、一番最初になってました(^^)

「え~、話しが違うよ~(T_T)」

と思いましたが、致し方ありません。
プラス思考で考えるのであれば、

「一番最初にやれば、その後の人の演奏を全部、リラックスして聞けるよね!」

となりますから。

いざ演奏が始まると・・・

先生からは、事前に、

「演奏を始める前に、1分くらい、簡単な自己紹介をしてね」

というお達しがありました。

ですので、

  • 自分の名前
  • 弾き語りの教室に通いはじめたきっかけ(自分の結婚式で弾くため)
  • 今日の演奏曲目

ということを、簡単に、かつ、面白く?話すことが必要です。

※別に「必要」はないんですが、自分なりにノルマを課しています(^^ )

5年くらい前の私であれば、笑いを取れなかったかもしれません。
ですが、以前、「話し方教室」に入門したのが、ここでも生きました。

最近感じるのが、

「人前で話すときは、「間(ま)」が大切である」

ということです。

自分が話す。
それを聞いて、数人~数十人の相手が、一瞬遅れて反応(関心、笑い等)する。

この、相手が反応する「間(ま)」をイメージして「一拍おいて」話しを続けることが大切なんですね。

演奏前に話し始めました。

  • まず自分の名前
  • 自分の結婚式で福山雅治さんの「家族になろうよ」を演奏したこと
  • 先生にこのままだと結婚式に間に合わないから、曲を変えることも検討した方が良い、と言われたこと(ここで笑いがおきました)
  • 職場に電子ピアノを置いて必死に練習したこと(ここで「え~、仕事してるの?」的な関心もおきました)
  • 知り合いに「声、槇原に似てるね」と言われて、調子にのって曲を決めたら、難しい曲を選んでしまったこと
  • ピアノ弾き語りを始めて1年ちょっとなので、暖かい目で演奏を見守ってください、ということ

「話し方教室」で学んだこと、てんこ盛りで、簡単な自己紹介をしました。
トップバッターということで、演奏する方、聞いている方も緊張していたのですが、場の雰囲気が少し和んだ気がします。

無事に演奏が終わり、最後に一礼をして、席を離れます。

結果、あまり緊張せずに、無事に演奏することができました。
というのも、以前、発表会以上に緊張する場所で演奏したからです。

私の最初の弾き語りした場所は、自分の結婚式でした。
福山雅治さんの「家族になろうよ」を演奏しましたが、口の悪い友人に言わせると、

「無事に成功してよかったじゃん。失敗したら、家族になろうよ、じゃなくて、家族になれないよ、って奥さんにいわれちゃうところだったよね~」

ということでした。

※まあ、そいつは、ちびまる子ちゃんの永沢くんみたいに、皮肉屋で、一癖あるやつなんですが・・・。

ただ、発表会を終えて感じたのは、

「音楽は人を幸せにする力がある」

ということでした。

笑い、幸せ、悩み、人とのつながり。
この全てが、音楽や、その歌詞に詰まっています。

これからも、音楽を続けていければと思っています。

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